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セクハラとはなにか

セクハラという言葉がよく使われていますが、セクハラとはどのような行為を指すのでしょうか。

セクハラ問題を解決するためには、セクハラについての知識が必要となります。

 

1 セクハラの定義

セクシャルハラスメント、略してセクハラは、法律上

 

相手方の意に反する性的言動

 

と定義されます。

 

2 セクハラの具体例

セクハラの具体例としてあげられる行為は、たとえば

 

・上司が部下に対して性的な関係を強要する行為

・従業員の腰・胸・尻などを触る行為

・従業員に対して性的な本を見せる行為

・職場にヌードポスターをかかげる行為

 

などがあげられます。

 

セクハラは、いろいろな行為によって行われます。

行われた行為がセクハラに該当するのかどうかは、上記の定義にあたるかどうかで判断されることになります。

セクハラにあたるかどうかは、当時の状況や、言動の内容、当事者の関係など様々な要素を考慮して決められることになります。

自分のされた行為がセクハラになるのかどうかは、専門家にその判断を依頼することが必要となるでしょう。

 

3 会社の責任

セクハラ行為が行われた場合の責任については、

 

会社が負う責任と、セクハラをした当事者の責任

 

の両方の責任があります。

セクハラ行為は、法律上不法行為とされ、行った個人に対して慰謝料を請求できることになります。

また、会社も雇用している従業員に対しては、その職場環境を適正なものに保つ責任があり、その責任に違反してセクハラ行為が起こってしまった場合には損害を賠償しなければなりません。

 

このように、セクハラ行為に対しては、会社と当事者個人の両方に損害賠償を求めることができるのです。

 

セクハラ・パワハラ

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